満開になった桜が、強い風に花ごと千切られてアスファルトに張り付いていた。
風でバラバラにされた花びらだけが降り積ったり、水面に浮かんでいるのは良く
見掛けるが、がくのついた花のままは珍しい。ちょん切られた首が連想されてチョイと気味が悪い。
その昔、侍達は椿の花の落ち方から同じような連想をして嫌ったとの話を聞いた事があった。
今日、仕事先に歩いている時に、散った桜の花びらが積って雪の様になっている植え込みを見た。小生の小学生の頃は
ピンクが強かった気がするので、最近は本当に白くなって、少し離れると雪に見えると感じていたが、
今このメールに添付するので写真を見たら充分ピンクな事に気がついた。写真だと濃く見えるのだろうか。
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